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おいしくて栄養豊富なザザムシ・イナゴ ・蜂の子

海から遠く離れた山間部等では昔から昆虫を食べる習慣がありましたが、今はあまり一般的ではなくなりました。
かつては貴重なタンパク源としてよく食べられていたザザムシ・イナゴ ・蜂の子について解説します。

ザザムシはカワゲラやトビケラの幼虫です。
長野県の伊那地方のみで食べられています。
昆虫食は世界各地にある食文化ですが、水生昆虫を食用にするのは非常に珍しいです。
冬のザザムシは身が締まっていて脂の乗りもよく、最もおいしいとされています。
ビタミンが豊富で、佃煮や素揚げにして食べます。

イナゴはバッタの仲間です。
田んぼの害虫駆除の際に大量に捕獲できるので全国的に食べられており、カルシウムやミネラルの補給源としても重宝されていました。
小エビに似た味とカリカリした食感が特徴です。
国産のイナゴは安全ですが、外国産は人間にとって有害な農薬が付着している可能性があるので避けた方がよいでしょう。

蜂の子は蜂の幼虫です。
地域によって呼び名が異なり、そうめんや炊き込みご飯に入れる事もあります。
必須アミノ酸・脂肪酸・ビタミン・ミネラル等、様々な栄養素がバランスよく含まれ、免疫力向上・疲労回復・アンチエイジングに効果的です。
最近の研究では、耳鳴りや難聴の改善にも有効である事が分かっています。

虫を使った佃煮や甘露煮はお土産や高級珍味としてもよく売られています。
見た目が少々グロテスクなため敬遠してしまう方も多いと思いますが、お酒のつまみにも合うので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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